ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのパーティースピーカー「JBL PartyBox 710」の一般発売を決定。価格はオープンプライスで、JBLオンラインストアでは11万円で3月1日に販売開始する。

  • JBL PartyBox 710

迫力サウンドとカラフルなLEDライティングを特徴とするパーティースピーカー「PartyBox」シリーズの最上位機種。低域用の200mm大口径ウーファー×2基と、高域用の70mm径ツイーター×2基を組み合わせ、それぞれ専用のアンプ(最大800W)で駆動することで、“圧倒的なパワフルサウンド”を実現している。シリーズ最多となる合計172基のLEDも搭載し、多彩なライトショーを楽しめる。

2023年6月15日から同年9月末まで、日本導入に向けたクラウドファンディングプロジェクトをGREEN FUNDINGで実施。約5カ月で目標金額100万円を大幅に超える2,922万円以上の支援を集めており、今回正式に一般販売が決定した。

スピーカードライバーの振動板素材には、JBLの業務用製品でも採用例があるパルプコーンを使用。JBLプロフェッショナル譲りの高い耐入力性を確保し、小音量時から大音量時まで表現力豊かな音楽再生を可能にするだけでなく、楽器やマイクから大音量で入力されたときの歪みも最小限に抑え、ライブ感あふれる演奏を可能にするという。周波数特性は35Hz~20kHz。

LEDライティング機能としては、ウーファーの外周を囲む8の字型のリングライトのほか、本体上部から前面を照らすストロボライト、星の瞬きのように光を放つスターリーライト、両端を線状に彩るクラブライトなど、多彩な発光部を搭載。本体の操作パネルで、5種類のライティングパターン(ロック、ネオン、クラブ、フロー、リップル)が選べる。

さらに、モバイル機器向けの「JBL PartyBox」アプリでより細かい設定やライティングカラーのカスタマイズが行え、“ホーン”や“拍手”といった9種類のサウンドエフェクトを楽しめるDJエフェクト機能も利用できる。

Bluetooth 5.1準拠で、対応コーデックはSBC。TWSモードで同じ機種を2台接続すると、ワイヤレスでステレオ再生もできる。同型機を有線で接続するデイジーチェーン接続でさらに多くのスピーカーの連結・増設にも対応。ギターの弾き語りやカラオケなどで使える有線のマイク入力端子を装備するほか、USB給電にも対応しており、手持ちのスマートフォンやタブレットなどに給電しながら音楽再生を楽しむことも可能だ。

大型ハンドルと滑らかなホイールによって移動しやすくしているのも特徴。本体はIPX4防水仕様だが、背面にあるケーブルポートを開けて付属の電源ケーブル(長さ2m)を接続して使う必要があるため、使用時は完全防水にはならない。本体サイズは399×436×905mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約27.8kg。