Dynabookは2月14日、14型の高性能モバイルノートPC「dynabook R9/X」(型番:P1R9XPBL)を発表した。カラーはダークテックブルー。発売時期は4月下旬で、価格はオープン。店頭予想価格は29万円台半ばの見込み。

  • dynabook R9/X

dynabook Rシリーズは、13.3型のフットプリントに14型液晶ディスプレイを採用した軽量モバイルPC。

最新モデルのR9/Xはシリーズ最上位にあたり、IntelのノートPC向け最新CPU「Core Ultra 7 155H」を搭載し、安定して高いCPUパフォーマンスを保つdynabook独自のエンパワーテクノロジーにも対応した。メモリは32GB LPDDR5X、ストレージは512GB PCIe SSDと余裕のある構成で、インテル Evo エディションにも準拠する。

Core Ultraプロセッサは開発コード名Meteor Lakeで知られる、IntelのノートPC向け最新CPUシリーズで、Core Ultra 7 155Hは性能を重視する「H」モデルのミドルハイ製品。性能重視の「Pコア」と電力効率重視の「Eコア」に加え、さらに省電力の「LP Eコア」が追加されているほか、独立したAIプロセッサとして「Intel AI Boost」を搭載し、AI処理の性能が従来より高まっている。

  • カラーはダークテックブルー

  • キーボード面。大きいタッチパッドを搭載

ディスプレイはアスペクト比16:10の14型液晶。ボディ素材は衝撃に強いマグネシウ ム合金を採用し、米国防総省の調達基準「MIL規格」に準拠した10項目の耐久テストをクリアする。

キーボードは86キー日本語配列でバックライトを内蔵。カーソルキーの左には、生成AIを活用した「Copilot in Windows」を呼び出せるCopilotキーも備えた。また、JEITA 2.0測定時で約32時間というロングバッテリ―ながら、重さは1.05kgと軽量なことも特徴だ。主な仕様は下記の通り。

  • 右側面

  • 左側面

dynabook R9/Xの主な仕様

  • OS:Windows 11 Home
  • CPU:Core Ultra 7 155H
  • メモリ:32GB LPDDR5X
  • ストレージ:512GB PCIe SSD
  • グラフィックス:Intel Arc グラフィックス(CPU内蔵)
  • 光学ドライブ:―
  • ディスプレイ:14.0型液晶(1,920×1,200ドット)
  • Webカメラ:約92万画素
  • 通信:Wi-Fi 6E(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)準拠の無線LAN、Bluetooth 5.3、ギガビット有線LAN
  • インタフェース:USB 3.2(Gen1)Type-Aコネクタ×2、Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタ(電源コネクタ)×2、HDMI×1、microSDスロットなど
  • バッテリ駆動時間:約32.0時間(JEITA 2.0)/約11.0時間(動画再生時)、約27.0時間(アイドル時)(JEITA 3.0)
  • 本体サイズ/重さ:W312.4×D224.0×H15.9mm/1.05kg