外出前の慌ただしい最中、電車の乗り換えスケジュールを確認したくてアプリを使おうとしたらアップデート中で起動できず...といった経験は誰しもあるはず。容量数百メガバイトのアプリが珍しくない中、うっかりアプリをまとめてアップデートしようものなら、しばらくの間iPhoneは役立たずになるかもしれません。

App Storeアプリでアップデート対象に選んだアプリが複数ある場合、処理が終わるまで対象のアプリはグレー表示されます。タップしても何の反応もなく、データのダウンロード後に始まるアップデート処理(対象アプリには円グラフ状のアニメーションが表示されます)の完了を待つことになります。

しかし、容量数百メガバイトのアプリを10、20とアップデート対象に選んでしまうと、待ち時間は長くなります。たとえ通信回線が高速でも、合計の容量が2ギガ、3ギガともなれば10分以上待たされるかもしれません。

そんなときは、急いで起動したいアプリアイコンを長押ししてみましょう。グレー表示されたアプリアイコン付近に現れたメニューの「ダウンロードを優先」をタップすると、そのアプリのダウンロード/アップデート処理が優先されます。あとからアップデート対象に選んだアプリであっても、最優先で処理を進めてくれるのです。

この方法を使えば、たくさんのアプリをアップデートしたときでも慌てることはありません。容量数ギガのアプリでないかぎり、数十秒ほど待てばアップデートは完了するはず。アップデートの順番待ちでイライラすることはなくなりますよ。

  • アプリアップデートが立て込んでいるとき、急いで使いたいアプリのダウンロードを優先させることができます