キャッシュレス決済のPayPayは1月5日、PayPayの「送る・受け取る」機能を利用した詐欺行為や不正行為に対して注意を促した。能登半島地震の被災者を装い、X(旧Twitter)などのSNSでPayPay残高を受け取ろうとする行為が確認されているという。

  • 能登半島地震の被災者を装い、PayPayの「送る・受け取る」機能でPayPay残高をだまし取る行為が発生しており、注意が必要だ

PayPayの「送る・受け取る」機能は、電話番号やPayPay ID、表示名を相手に知らせることで、PayPay残高が送金できるサービス。今回、直接顔を合わせずにPayPay残高がやり取りできるこの機能が詐欺行為や不正行為に悪用されているという。

手口は、X(旧Twitter)などのSNSで能登半島地震の被災者を装った書き込みをし、見た人からPayPay残高を受け取ろうとするもの。

PayPayは、見知らぬ人と残高のやり取りをしないこと、支援する場合は氏名・携帯番号・固定電話番号・住所などで事前に相手を十分に確認することを勧めている。