中国Moore Threadsは12月19日(現地時間)、同社独自のデータセンター向けGPU「MTT S4000」を発表した。なんとNVIIDA CUDAと互換性を実現し、AIの訓練などの用途に用いることができるという。
独自の「第3世代MUSA」アーキテクチャを採用し、GDDR6 48GBのGPUメモリを組み合わせるデータセンター向けGPU製品。インタフェースはPCIe Gen5 x16と極めて高速な物が採用されている点が特徴で、FP32では25TFLOPSもの性能を実現。さらに独自のMUSIFYツールがNVIDIA CUDAと互換性を実現したとアピールしており、既存のソフトウェア資産を生かしてスムーズな移行が行えるという。