日本HPは11月16日、展開中のワークステーションPC「HP Z6」において、「Ryzen Threadripper Pro 7000 WX」シリーズ搭載モデル「HP Z6 G5 A」を追加すると明らかにした。最大構成では96コアモデルも選択可能。12月中旬から販売開始を予定しており、下位モデルの価格は495,000円から。

  • HP、Ryzen Threadripper Pro 7000 WX搭載PC発売 - 最大96コア192スレッド、3つのGPU搭載も

AMDプロセッサを搭載し、型番に“A”とつくワークステーションPCの新モデル。Zen 4世代のRyzen Threadripper Pro 7000 WX搭載できわめて強力なCPU性能を実現している点が特徴で、最大96コア192スレッドもの莫大なマルチスレッド性能を実現。豊富なPCIeレーンを生かして最大3つのグラフィックスカード搭載もサポートし、AI含むあらゆるワークロードを強力に実行できるとしている。

システムは360,000時間の稼働試験、MIL規格の試験、およびプロフェッショナル向けアプリケーションの動作認証を受けており、HP Wolf Security for Businessを内蔵してOSよりも低いレイヤーまで高いセキュリティ性能を備えるという。