ダイキン工業は11月7日、「エアコンのしくみと電気代の関係」を紹介するWebコンテンツを同社公式サイトで公開した。閲覧は無料。

  • エアコンのしくみと電気代の関係「暖めるしくみ」編(該当ページ

公開されたWebコンテンツ「エアコンのしくみと電気代の関係『暖めるしくみ』編」では、エアコンが部屋を暖める仕組みを動画で解説するほか、電気代を抑えるための基本的な節電ポイントや、エアコン暖房時の節電ポイントなどを紹介する。

基本的な節電ポイントは、空気の通り道を塞がないことや、“エアコンの心臓”ともいわれる圧縮機の負担を減らすことだという。

空気の通り道を確保するため、室外機の前に物を置かないこと、エアコンのフィルターに溜まったホコリは掃除することなどがポイントとなる。また、圧縮機の負担を減らすには、電源スイッチのオンオフを控えること、風量を「自動」に設定することなどが紹介されている。同社の実験では、30分程度の外出であれば、電源をオフにするよりも「つけっぱなし」の方が、節電につながる結果になったという。

このほかエアコン暖房時の節電ポイントとして、天井付近と床付近の温度に差が出る「温度ムラ」を改善することが挙げられている。

温度ムラを抑えるための方法は、風向きを「下向き」にしたり、空気清浄機やサーキュレーターなどで空気を撹拌したりする方法が効果的。また、部屋の湿度を40%~60%ほどと、やや高めに設定すること、部屋の断熱性を高めることといった、部屋の環境を整えることも大事だとした。