アメリカ航空宇宙局(NASA)は、2040年までに月面に宇宙飛行士だけでなく、民間人も居住できる初の賃貸住宅を建設する計画を立てているという。米ニューヨーク・タイムズが報じるなど注目を集めている。ネットでは「SFの世界が現実に…?!」「ロマンがある」などと話題だ。
この計画では、月に3Dプリンターを送り、月のクレーターの表面で見つかる塵や岩石、鉱物の断片を使用してコンクリートのような材料を作り、住居を建設するのだとか。NASAによると、月の表面素材を材料とすることで、月の極端な温度変化や微小隕石と放射線の有害な組み合わせに耐えうる住宅が可能になるそう。
NASAはこの計画を実現するために、高度な建設技術と大規模な3Dプリンティング技術を専門とする米建設会社・ICONと提携。昨年11月には、月や火星の現地資源を建材として使用する多目的建設システム「プロジェクト・オリンパス」に約6,000万ドルの資金提供を行なっている。また、数社の民間企業と大学とも提携して、宇宙空間における家具や内部デザインの要素、設備やタイルなどを含むプロトタイプを開発しているとのことだ。
ネット上では「この時代にも月生活出来るのか!宇宙兄弟が現実なるのか?または、ガンダムのようにコロニーは技術難しいのかな?🤔」「夢ありますね。2040年には月往復にかかるコストも大幅に下がってると良いですね」「楽しみではあるけど、ステーションよりかかなり難易度高そう」「SFの世界が現実に…?!」「課題はたくさんありそうだけど、ロマンがある話ですね!」などの声が寄せられた。