エプソン販売は10月5日、ホームプロジェクター「dreamio」(ドリーミオ)シリーズの新製品「EH-LS650」を発表した。超短焦点タイプのレンズを搭載したホームシアター向けモデルで、壁から14cmの場所でも80インチの大画面で壁に投影できる。4K画質相当の投影に対応しており、従来よりも精細感を高めた。ヤマハ製の2.1chスピーカーも内蔵する。

価格はオープンで、予想実売価格は33万円前後。10月19日に発売する。カラーはブラックとホワイトの2色。

  • 壁際から大画面で投影できる超短焦点タイプのホームシアター向けプロジェクター「EH-LS650」。写真はホワイトモデル

4K(3,840×2,160ドット)相当の投影に対応した、3LCD方式のレーザー光源モデル。従来モデルはフルHD解像度の投影だったが、4K画質相当に引き上げた。明るさは最大3,600ルーメン。

  • 超短焦点タイプのレンズを搭載。壁のすぐ近くからでも、にじみやボケのない映像が投影できる

  • 端子類は背面に搭載。写真はブラックモデル

レンズは超短焦点タイプで、壁から14cmの場所に設置すると80インチの大画面で壁に投影できる。投影サイズは最大120インチ。

  • テレビボードなど壁のすぐそばに設置できる

Android TVに対応しており、本体単体でさまざまな動画配信サービスを利用した動画の表示が可能(Netflixには非対応)。20msの低遅延表示モードも備えており、ゲームも違和感なく楽しめる。

本体にはヤマハ製の2.1chスピーカー(5W×2、10Wウーファー×1)を内蔵しており、別途外付けスピーカーをつなぐことなく迫力のあるサウンドが楽しめる。

本体サイズは467×400×133mm、重さは約7.4kg。