JVCケンウッドは10月3日、Victor(ビクター)ブランドのポータブル電源「BN-RF510」「BN-RF250」とポータブルソーラーパネル「BH-SV68」を発表した。ポータブル電源は、安定性に優れるリン酸鉄系リチウムイオン充電池を採用したのがポイント。端子やボタンなどの記載は日本語表記とし、分かりやすくした。ソーラーパネルは高効率タイプのパネルを採用し、小型ながら最大68Wの出力が可能。

価格はオープンで、予想実売価格はBN-RF510が87,000円前後、BN-RF250が54,000円前後、BH-SV68が31,000円前後。発売は10月中旬以降順次。

  • JVCケンウッドが、日本語表記で分かりやすいポータブル電源「BN-RF510」「BN-RF250」を発表した

同社のポータブル電源ではエントリークラスとなるモデル。バッテリーに、安全性に優れるリン酸鉄系リチウムイオン充電池を採用したのが特徴。充放電は約4,000回と長寿命。過充電や過放電を防ぐ機能を備えており、充電完了後もコンセントに挿したまま使えるようにした。

BN-RF510は、定格AC600W(瞬間最大1,200W出力)、容量512Whの中容量モデル。本体重量は約6.7kg。BN-RF250は、定格AC300W(瞬間最大600W出力)、容量256Whのエントリーモデル。本体重量は約4kg。いずれも、端子やボタンの表記を日本語表記とし、分かりやすさを高めた。

  • 定格AC300W(瞬間最大600W出力)、容量256Whのエントリーモデル「BN-RF250」

  • 定格AC600W(瞬間最大1,200W出力)、容量512Whの中容量モデル「BN-RF510」

  • 充電状況や放電状況が確認できる大型のカラー表示パネルを搭載する

BH-SV68は、最大23%の高変換効率ソーラーパネルを2面搭載したコンパクトなソーラーパネル。最大68Wの出力が可能。出力端子として、USB Type-C×1とUSB Type-A×1を装備しており、スマートフォンの充電やUSB機器への給電もできる。

  • 最大23%の高変換効率ソーラーパネルを2面搭載したソーラーパネル「BH-SV68」