キヤノンは9月28日、インクジェット複合機「PIXUS」の新製品4機種を発表した。iPhoneに登録した情報をもとにWi-Fiの接続設定が自動でできるようにしたほか、液晶パネルのカスタマイズ機能を充実させて使いやすさを高めた。ADF(自動用紙送り機能)を搭載しつつ1万円台で購入できる低価格モデルも追加した。
新製品のラインナップやキヤノンオンラインショップでの販売価格は以下の通り。発売はいずれも10月中旬の予定。
機種名 | 販売価格 |
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PIXUS XK120 | 45,650円 |
PIXUS TS8730 | 40,150円 |
PIXUS TS6730 | 19,800円 |
PIXUS TS6630 | 18,150円 |
新製品共通の改良点の1つが、iPhoneやiPadに設定したWi-Fiルーターの情報を利用して、プリンターのWi-Fi設定を簡略化できる機能をスマホアプリ「Canon PRINT」追加したこと。さらに、プリンターの液晶画面の機能をカスタマイズできる「Switch UI」を改良し、ユーザーの使い方に合わせた画面レイアウトにできるようにした。
高画質・高機能ながらランニングコストを抑えた「XK120」や、6色独立インクタンクを搭載して写真印刷に適した「TS8730」は、昨年モデルの小改良モデル。「TS6730」は、複数枚の原稿を連続してスキャンできるADFを搭載しながら実売1万円台に抑えた低価格モデル。「TS6630」はADFを省略してさらなる小型化を図った低価格モデル。