ソニーは、グラミー賞受賞アーティストのオリヴィア・ロドリゴが外装や専用イコライザーを監修した完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds S x Olivia Rodrigo」を12月1日に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は26,000円前後。予約受付を9月27日10時に開始する。

  • 「LinkBuds S x Olivia Rodrigo」(WF-LS900N/V)

2022年の第64回グラミー賞で3部門を受賞した米国ロサンゼルス在住のシンガー・ソングライター、オリヴィア・ロドリゴと、オリヴィアの音楽プロデューサーを務めるダン・ニグロが調整した、専用のイコライザー2種類を搭載。最新アルバム「GUTS」と前作「SOUR」に最適なサウンドに仕上げたとしており、「Sony | Headphones Connect」アプリ(バージョン10.1.1以降)で設定できる。

  • 「Sony|Headphones Connect」アプリから、最新アルバム「GUTS」と前作「SOUR」に最適なサウンドに仕上げたという専用イコライザー2種類を設定できる

外装には、オリヴィアが監修したバイオレット色の“世界にひとつだけ”のマーブル柄を採用。本体とケースには、LinkBuds Sの現行モデル「EarthBlue」と同様に、市場回収したウォーターサーバーボトルから生成した再生素材を使用。個装パッケージにはプラスチックを使わず、環境負荷低減に取り組んだモデルとしている。

  • 市場回収したウォーターサーバーボトルから生成した再生樹脂素材を配合

LinkBuds S(2022年発売、実売約22,000円)は、小型軽量で装着性を高め、ノイズキャンセリング機能と自然な外音取り込みを備えた“常時装着スタイル”の完全ワイヤレスイヤホン。シリーズ独自のセンシング技術を利用した新しい音体験として、「Auto Play」アプリによるシームレスな音楽再生と、SNSやスケジュールなどの音声通知に対応している。

ソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」と同様の機能を持たせつつ、LinkBudsシリーズならではのコンパクトサイズやセンシングによる新しい音楽体験などを融合させ、外音取込と音楽への没入感を使い分けたいユーザー向けに訴求している。ソニー独自の立体音響技術を活用した音楽体験「360 Reality Audio」の認定モデルでもある。

Bluetoothコーデックは、SBCとAACに加えて、ハイレゾ相当の高音質が楽しめるLDACにも対応。次世代規格LE AudioのLC3コーデックもサポートする。音楽ストリーミングサービスなどの圧縮音源を最適な音へとアップスケーリングする音質補正機能「DSEE Extreme」も装備。

連続再生時間は、NCオン時がイヤホン単体で最大6時間。付属の充電ケースと組み合わせて最大20時間使える(NCオフ時は単体9時間、ケース込みで21時間)。充電ケースはUSB Type-C充電に対応する。イヤホン本体はIPX4防滴対応。重さは片側4.8g。