グループセブ ジャパンのティファールブランドから、電気圧力鍋「クックフォーミー」シリーズの新モデルが登場しました。本体搭載の液晶パネルがタッチ式になった「クックフォーミー タッチ ホワイト 3L(CY9221JP)」(以下、クックフォーミー タッチ)です。

クックフォーミーシリーズは料理が苦手なユーザーにも人気のあるシリーズですが、新製品で使い勝手はどう変わったのでしょうか。ティファールのプレス向け体験会で実機をチェックしてきました。

  • 新モデル「クックフォーミー タッチ ホワイト 3L」は9月発売、直販価格は75,800円。製品名にもあるように、容量は3Lです

たくさんのレシピ内蔵で料理初心者に人気の「クックフォーミー」

ティファールブランドからは大きく2シリーズの電気圧力鍋が発売されています。自動調理に優れて豊富な内蔵レシピを持つ「クックフォーミー」シリーズと、マニュアル調理に優れた「ラクラ・クッカー」シリーズです。

今回はクックフォーミーシリーズの新モデルが発売となりました。最大の特徴でもある豊富な内蔵レシピは、本体の大きな液晶画面で検索が可能。調理の工程も表示させられるほか、料理に最適な火加減の自動調整もできます。こうした点から、クックフォーミーシリーズは料理の初心者からもとくに人気のシリーズです。

  • マイナビニュース +Digitalの林編集長と新モデルのクックフォーミー タッチ。本体サイズは幅324×奥行き314×高さ268mm、重さは5.2kg。4.3インチの大きな液晶画面と、コロンとした独特のフォルムが目を引きます。3Lタイプということで、本体サイズはそこまで大きくありません

  • 料理のレシピ画面。今回の新モデルから、レシピの調理工程を説明する画面でカラー写真も表示されるようになりました(従来はテキストのみ)

クックフォーミー タッチは本体内に270種類のレシピを内蔵。和食、洋食、中華に加えて、エスニック料理など多彩なレシピから料理を選べます。液晶画面はタッチパネルとなり、スマートフォンを操作するような感覚で目的の料理を絞り込んでレシピを検索できます。

ちなみに、これまでのクックフォーミーシリーズは、液晶下のダイヤルや物理ボタンで目的のレシピを探す操作。豊富なレシピはうれしいものの、この操作だと200以上のレシピから目的の料理を探すのは少々手間でした。新モデルはタッチ液晶になったことで、操作性がだいぶよくなっています。

  • 液晶画面は角度をつけて引き出せるようになりました。上向きにすると、立って調理するときでも画面が格段に見やすくなります

  • 「前菜」「デザート」といった料理の種類や、調理時間などからレシピを絞り込むことも可能です

  • フリック入力でレシピをキーワード選択できるようになり、検索性がアップしています

スマートフォン連携に対応したのも新製品の大きなメリットです。以前のクックフォーミーにも専用スマートフォンアプリはありましたが、本体内蔵レシピを検索して料理の食材・分量、手順をチェックするだけのもの。つまりスマートフォンで検索できる「クックフォーミー専用レシピブック」のような扱いで、調理をするときはクックフォーミー本体でもう一度内蔵レシピを検索する必要がありました。対して新製品はスマートフォンとワイヤレス接続すれば、アプリで検索したレシピを本体にサッと送信できます。

  • クックフォーミー液晶画面のホーム画面と、スマホ専用アプリのホーム画面

  • スマートフォンで検索した調理プログラムをワンタッチでクックフォーミーに送信

圧力調理がパワーアップ! スロー調理も新たに搭載

調理メニューも強化されました。クックフォーミーシリーズはもともと、圧力調理、煮込み、蒸し、炒め、保温、再加熱といった調理が可能でしたが、新製品は圧力調理が3段階から選べるように。さらに従来の加熱方式に加えて、「スロークッキング」調理に対応しました。

  • レシピからだけでなく、「加熱方式」「加熱時間」を自分で選ぶマニュアルモードもあります。タッチ方式になったことで、マニュアルモードも操作しやすくなりました

なんといっても注目は「圧力」の選択です。従来のクックフォーミーは70kPaの圧力で調理をしていましたが、新製品は「低圧(40kPa)」「中圧(70kPa)」「高圧(100kPa)」から選べます。カボチャなど崩れやすい野菜は低圧、柔らかくなりにくいブロック肉は高圧といったように、食材にあわせて圧力を使い分けられます。

今回の体験会では「高圧調理」を実演。作った料理は「手羽元の油淋鶏風煮込み」です。これまでだと調理に約10分の圧力をかけていましたが、クックフォーミー タッチの高圧調理なら約5分の圧力ですみます。

  • 調理中は液晶画面に調理モードと残り時間カウントを表示します

  • 内蔵レシピから「手羽元の油淋鶏風煮込み」を作ります

  • 食材を準備して内釜にセットしたら、液晶パネルで「手羽元の油淋鶏風煮込み」レシピを検索。フタをして調理をスタートして待つだけです

  • できあがり!

  • 約5分という短い圧力加熱時間のため、さすがに「ホロホロ」というほど柔らかくはありません。とはいえ適度に弾力がありつつも、しっかり火が通っているという印象です。ホロホロにしたい場合は追加で加熱するとよいでしょう

もうひとつの新機能「スロークッキング」は、「低温で長時間かけて煮込み調理」する機能。最大12時間の煮込み調理が可能です。食材が腐敗しない温度帯でジワジワと調理するため、朝のお出かけ前にセットして帰宅時にできたての料理を楽しむという、「予約調理」のような使い方も便利です。

  • スローモードは弱火75℃と中火85℃の2モードを搭載。弱火は身が崩れやすい魚などの調理、中火は肉などの調理に向いているそうです

以上、今回の体験会で気になったクックフォーミー タッチのファーストインプレッションでした。現在は各社からさまざまな電気圧力鍋が発売されていますが、クックフォーミーシリーズの特徴は「内蔵レシピ」を使った手軽な調理です。

新しいクックフォーミー タッチは、内蔵レシピの検索性と見やすさ、わかりやすさを高めて、料理のハードルを下げてくれていると感じました。忙しい家庭では、高圧調理による時短調理と、予約調理的に使える「スロークッキング」も力を発揮してくれそうですね。