オープンワールドSFゲーム『Cyberpunk 2077』で9月26日から提供が予定されている大型DLC『Cyberpunk 2077: Phantom Liberty(仮初めの自由)』以降、CPUの使用率が大幅に上昇する場合があるという。開発者の1人であるFilip PierścińskiがX(旧Twitter)に投稿した。

  • 『Cyberpunk 2077』大型アップデートで8コアCPUがピンチ 動作率90%超えの重さに

『Cyberpunk 2077: Phantom Liberty(仮初めの自由)』は、新たなシナリオをプレイできる大型DLC。このDLCの提供にあわせてゲームそのものにも大幅なアップデートが行われる予定で、パークやパークツリーはリワークを実施。新たに車上戦闘に対応するほか、戦闘AIや警察システムにもテコ入れが行われ、UI・UXの改善も実施されるという。

この大型アップデート以降、ゲームそのもののCPU負荷が大幅に高まるようだ。Cyberpunk 2077の開発でリードシーンプログラマーを務めるFilip Pierściński氏はX(旧Twitter)上で、「大型アップデートの適用前に、PCの冷却システムを確認してください。CPU負荷は8コアで90%前後が予想されるので、Cinebench等で性能を見直しておく必要があります」と投稿。

なお、『Cyberpunk 2077』では実行ファイルに細工して多コアCPUにおける動作を改善する手法をとるプレイヤーもいたが、大型アップデート以降は多コアCPUによる動作を改善。12コア以上の環境でさらに快適に利用できるようになるとしており、Hyper ThreadingやSMTをあえて無効化する必要はないと述べている。

『Cyberpunk 2077: Phantom Liberty(仮初めの自由)』は9月26日にリリース予定。CPU負荷もさることながら、パストレーシング機能を搭載したRTオーバードライブモードに加え、最新の「NVIDIA DLSS 3.5」機能も内蔵する。