富士急行とKDDIは9月11日、富士急行のグループ企業が運営する観光拠点「十国峠」(静岡県函南町)において、セルフ撮影サービス「マチカメ」や思い出動画「マチカメリール」を9月13日から提供すると発表した。

  • 十国峠に「マチカメ」設置、KDDIと富士急行が連携

    十国峠に「マチカメ」設置、KDDIと富士急行が連携

十国峠は伊豆・箱根と熱海をつなぐ立地にあり、山頂からは富士山や南アルプス、房総半島や三浦半島まで見渡せる景勝地。2022年から、富士急行傘下の十国峠株式会社がケーブルカーやグランピング施設などを運営している。

今回設置される「マチカメ」は、撮影スポットに掲示されるQRコードを各自のスマートフォンで読み取るだけで、自撮りでは難しい“映える構図”からの自動撮影で旅の思い出を残せるサービス。「マチカメリール」ではさらに、マチカメで撮影した写真をもとにオリジナル動画を自動で生成する。

マチカメ/マチカメリールのどちらも無料で利用でき、写真・動画をダウンロードできる。また、マチカメリールで生成された動画をSNSでシェアするかアンケートに回答すると、地産品のプレゼントがあるという。

KDDIと富士急行の観光地における連携は今回が2例目で、2022年7月には初島(静岡県熱海市)のグランピング施設「PICA初島」でもマチカメの設置やドローンを用いたサプライズプレゼントが実施されている。