ここ10年あまりで続々と出現しているのが、航空機や船舶、電車などの運行情報を地図にマッピングし、リアルタイムの位置情報を見られる運行表示サービスだ。その性質上、ワールドワイドを網羅するサービスも少なくなく、スケール感の大きさが特徴だ。

いままさに世界が動いていることを実感させられるこれらのサービスは、単純に見ていて楽しい、興味深いだけにとどまらず、天候状況や災害、航空事故や海難事故が発生した場合に、それらを客観的に見られるソースとしても有用で、ネットで話題になることもしばしばだ。

今回はこうした、位置情報をリアルタイムに表示してくれる5つのWebサービスを紹介する。航空および船舶の追跡サービスは多数あるが、今回はメジャーなサービスに限定しているのでご了承いただきたい。

民間航空機の位置をリアルタイム表示できる「Flightradar24」

現在飛行中の民間航空機の位置をリアルタイム表示できるサービスは複数あるが、その中でも知名度が高いのがこの「Flightradar24」。

機体ごとの詳細な運行情報をはじめとした情報量は圧巻で、スマホアプリ版では3D表示もサポート。クリスマスにはサンタクロースのそりが世界中を飛び回るジョーク演出も有名。地図はGoogleマップを使用している。

  • Flightradar24

世界中の船舶の位置を地図上に表示できる「MarineTraffic」

MarineTraffic」は、世界中の船舶の位置を地図上にリアルタイム表示できるサービス。AIS(船舶自動識別装置)データを用いて取得した船舶の位置を表示している。港ごとの船舶の入港・出港予定のリストを表示した上で、それらにひもづく個々の船舶を追跡することも可能。地図はOpenStreetMapを使用している。

  • MarineTraffic

全国対応、電車がどこを走行しているかを表示する「鉄道Now」

鉄道Now」は、全国の鉄道路線で電車がどこを走行しているかを表示してくれるサービス。リアルタイム表示だけでなく平日や土曜、日曜における任意の時間帯に切り替えての表示にも対応。またクリックした列車を中心に地図の側を動かす表示モードもサポートしている。地図はOpenStreetMapを使用している。

  • 鉄道Now

都内の公共交通機関を視点を切り替えながら見られる「Mini Tokyo 3D」

Mini Tokyo 3D」は、東京都内の公共交通機関の運航状況を3Dで表示できるサービス。カメラ視点切り替えや列車ごとの時刻表表示など情報量は膨大だ。

任意の日付時刻の表示もサポートするほか、最大600倍速までの高速再生に対応。また列車だけでなく駅の情報も充実しており、乗り入れ路線の情報のほか、出口やエレベーターなどの情報も網羅している。

  • Mini Tokyo 3D

低軌道を飛ぶ人工衛星を表示する「Low Earth Orbit Visualization」

飛行機や船といった乗り物ではないが、低軌道を飛ぶ人工衛星の現在位置を表示する「Low Earth Orbit Visualization」もまた興味深いサービスだ。

所属する国などの属性に基づいて絞り込めるほか、右クリックした人工衛星を中心に地球の側を動かす表示モードもサポート。このほか別ページではそれぞれの人工衛星の衝突やニアミスの危険性を表示することも可能だ。

  • Low Earth Orbit Visualization