警視庁警備部災害対策課の公式X(旧twitter)が、「携帯型扇風機は使い方次第で、熱中症を招く恐れがある」と注意喚起を行ったことが話題になっている。ネットで「目から鱗」「知らなかった」などと注目が集めている。

話題となっているのは、8月28日に投稿された警視庁警備部災害対策課の公式Xの投稿。あまりにも暑い今夏、特に街中で見かける携帯型扇風機は、気軽に外で使える一方、使い方に注意しないと熱中症を招く恐れがあるようだ。

というのも、「人は汗が蒸発する際の気化熱で体温調整していますが、熱い外気の風を当て続けていると、汗が熱を調節する前に乾いてしまい、体温が下げられなくなってしまう」からなのだとか。

これに対して同公式Xでは、携帯型扇風機を使う際に「濡れタオルとの併用」を推奨している。

ちなみに、PC周辺機器メーカー・エレコムでも同様の注意喚起をおこなっており、「ハンディファンですが、この暑さ(35度以上)だとかえって逆効果になります。明らかに気持ち悪い熱風になったら使用を控えてください」と投稿していた。

気象庁によると、10月まで全国的に気温が平年より高くなる見込みが発表されており、まだまだ暑い日は続く模様。屋外で携帯型扇風機を使うときには、濡れタオルなどと併用して熱中症のリスクを避けたいものだ。

ネット上では「ミニミスト扇風機いいよ」「濡れタオルとの併用は目から鱗」「なるほど‼️」「へぇー知らなかった😲」などの声が寄せられている。