PFUは8月7日、ドキュメントスキャナー「ScanSnap」用のモバイルアプリの新版「ScanSnap Home」を発表した。これまでのモバイルアプリ「ScanSnap Connect Application」と、スキャナーから直接クラウド連携できるScanSnap Cloudの設定を行う「ScanSnap Cloudアプリ」の機能を統合したのが特徴。使い勝手も高めた。アプリは無料で、すでにダウンロードが可能。

  • PFUが、ドキュメントスキャナー「ScanSnap」用のモバイルアプリの新版「ScanSnap Home」を発表した

PCを起動しなくても、スマートフォンで素早くワイヤレスでのスキャンができるScanSnap用のモバイルアプリ。ユーザーインターフェイスを改良し、現在のスキャン設定がひと目で確認できるようにした。スキャンしたデータは、チャットアプリやショートメッセージなどで家族や友人と簡単に共有できる。

  • 現在のスキャン設定がひと目で確認できるなど、使い勝手も高めた

これまで別アプリで提供していたScanSnap Cloudの設定機能を統合した。ScanSnapアカウントでログインし、使いたいクラウドサービスを指定すれば、スキャンデータをScanSnapから直接クラウドサービスに保存できる。

  • ScanSnap Cloudの設定機能を統合し、スキャンデータをScanSnapから直接クラウドサービスに保存できる

対応ドキュメントスキャナーは「iX1600」「iX1500」「iX1300」「iX100」の4機種(iX500には対応しない)。対応OSはiOS、iPadOS、Android。

  • 「iX1600」「iX1500」「iX1300」「iX100」の4機種に対応する

今後、検索可能なPDFの作成や、二つ折りA3原稿の合成などの高度な画像処理機能や、異なるスキャン設定を素早く切り替えるプロファイルの機能、Chromebook対応などをアップデートで順次提供する予定。

従来のモバイルアプリのスキャンデータは、今回発表したScanSnap Homeに引継げる。従来のモバイルアプリは2024年8月をめどに提供を終了する。

  • アプリはすでにダウンロードできる