JVCケンウッドは6月15日、Victorブランドのポータブル電源「BN-RF800」とポータブルソーラーパネル「BH-SV100」を発表した。6月下旬より発売する。価格はオープンで店頭予想価格はBN-RF800が120,000円前後、BH-SV100が41,000円前後。

  • 左:ポータブル電源「BN-RF800」、右:ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」

ポータブル電源「BN-RF800」

  • ポータブル電源「BN-RF800」

ポータブル電源「BN-RF800」は、熱安定性に優れ信頼性が高く、自己放電も起こりにくい「リン酸鉄系リチウムイオン充電池」を採用し、約3,000回の充放電が可能。

軽量、コンパクトながら定格AC700W、および瞬間最大1,400W出力を実現し、容量は806.4Wh(252,000mAh)。スマホやタブレットをはじめ、扇風機、電気毛布、ノートPCやコーヒーメーカーなどさまざまな家電製品に対応する。

充電完了後もコンセントに挿したままでの使用が可能。「過充電」や「過放電」を防ぎ、常に満充電に近い状態を保つことができ、必要な時にすぐに使用可能。

コンセントから「BN-RF800」を中継して家電製品と接続しておけば、停電時などに電気が遮断された場合に、わずかな時間で自動的に本機から給電する「自動給電切り替え機能」を搭載。液晶部の残量サークルが回転し、視覚的にも分かりやすくなっている(UPS機能は非搭載)。

本体はベージュを基調色とした丸みを帯びたフォルムで、折りたたみ式のハンドルを搭載。本体の端子やボタンは日本語表記としたほか、出力端子を線で区分けするなど分かりやすさにも配慮した。本体前面にはLEDライトも備え、弱点灯/強点灯/SOS信号から切り替えられる。

「BN-RF800」のその他のスペックは、本体サイズがW330×D246×H207mm、重量は約11.0kg。充電時間はAC入力使用時が約2.5時間、シガーアダプター使用時が約12時間、ソーラーパネル「BH-SV100」使用時が約14時間。付属品は電源コード、シガーアダプター、ポーチ。

ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」

  • ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」

ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」は、持ち運びに便利な2つ折りの軽量コンパクトタイプ。最大23%の高変換効率ソーラーパネルを搭載し、最大出力は100W。USB Type-C×1、USB Type-A×1を備え、ポータブル電源の本体充電だけではなく、スマホの充電やUSB機器への給電が可能。パネル部に高耐久性フッ素樹脂「ETFE」を採用し、耐候性、耐久性を高めた。

「BH-SV100」のその他のスペックは、展開時のサイズがW1,250×D20×H540mm、収納時のサイズがW625×D40×H540mm、接続ケーブル長は3m、重量は約4.0kg。セルタイプは単結晶シリコンセル。カラーはダークグレー。