米Appleは6月5日(現地時間)、開発者向けカンファレンス「WWDC23」において、2023年秋にリリース予定の各プラットフォーム向け新OSの新機能などを紹介した。あわせて、次期バージョンにアップデート可能な端末の範囲も明らかになった。
iPhone向けには、連絡先交換機能「NameDrop」の追加などコミュニケーション機能を中心に改良された「iOS 17」が提供される。iPad向けにはインタラクティブウィジェットの導入やPDF操作の改善を含む「iPadOS 17」、Apple Watchにはユーザーインタフェースを全面的に再設計した「watchOS 10」、Macには「macOS Sonoma」が提供される予定で、いずれも正式公開は2023年秋とされ、先行して順次パブリックベータ版が提供される。
各OSの対応機種は下記のとおり。いずれもソフトウェアアップデートは無償となる。
- iOS 17:iPhone XS以降
- iPadOS 17:iPad(第6世代以降)、iPad mini(第5世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、12.9インチiPad Pro(第2世代以降)、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro(第1世代以降)
- watchOS 10:Apple Watch Series 4以降(※iOS 17にアップデートしたiPhone XS以降とのペアリングが必要)
- macOS Sonoma:2019年以降のiMac、2017年以降のiMac Pro、2018年以降のMacBook Air、2018年以降のMacBook Pro、2019年以降のMac Pro、2022年以降のMac Studio、2018年以降のMac mini