NZXTから簡易水冷が一挙に18モデル

NZXTから、オールインワン水冷CPUクーラーの新モデルが多数登場した。最上位の「Kraken Elite RGB」は、水冷ブロックに2.36型液晶を搭載するモデルで、システム情報やアニメーションGIFなどの表示が可能だ。カラーはブラックとホワイトを用意。ラジエータは24cm/28cm/36cmがあり、価格は42,500円前後~51,500円前後だ。

  • NZXTの「Kraken Elite RGB」。2カラー×3サイズの計6モデルをラインナップ

  • システムの実装例。液晶ディスプレイは広視野角で、解像度は640×640だ

そのほかは、LED無しの静圧ファンを搭載する「Kraken Elite」が38,500円前後~47,500円前後、水冷ヘッドの液晶サイズが1.54型となる「Kraken RGB」が27,000円前後~35,500円前後。そのLED無しバージョン「Kraken」が22,500円前後~31,500円前後。各シリーズとも、ラジエータサイズは24cm/28cm/36cmの3種類だ。

  • こちらは「Kraken Elite」。LED非搭載のファンで、カラーはブラックのみ

  • 「Kraken RGB」の24cmモデル。液晶サイズが1.54型と少し小さくなっている

性能重視の光らない連結型12cmファン

Lian Liの連結型ファン「Uni Fan」シリーズに、パフォーマンス重視の新モデル「P28」が登場した。ブレードの素材には、液晶ポリマー(LCP)を採用。LCPは熱などで変形しにくいため、ブレードとフレームの隙間を狭くし、高性能化を図ることができる。銅シールド付きのFDBベアリングにより、ノイズも抑えた。価格は4,000円前後。

  • Lian Liの「Uni Fan P28」。ブレード/フレームの隙間はわずか0.6mmだという

  • ファンの厚さは28mm。連結して電力を供給できるので、複数使用時の配線が楽だ

ファン回転数は200~2,600rpmのワイドレンジ仕様。最大風量は92CFM、最大風圧は4.79mm H2O、ノイズレベルは32.1dBAとなる。単品のほか、お得な3個セットも用意。3個セットにはファンコンも付属しており、3段階に速度を変更可能だ。価格は12,000円前後。

ブレード交換や連結が可能なファン

Thermaltakeの「SwaFan EX RGB」は、ファンブレードが交換可能なARGBファン。正面吸気/背面吸気の2種類が付属し、風向きを選ぶことができる。この新モデルではさらに、ファン同士のマグネットによる連結にも対応。1本のケーブルで3個のファンを接続することが可能だ。価格は、12cm×3個セットが17,000円前後、14cm×3個セットが18,000円前後。

  • Thermaltakeの「SwaFan EX RGB」。ファンブレードを交換して、風向きを変える

  • カラーはブラックとホワイトを用意。連結することで、電力や信号を供給できる

ファンの連結の様子などは、こちらのオリオスペックの動画が分かりやすい