Amazonは、自動車の中でAlexaによるハンズフリー操作が行える「Echo Auto(第2世代)」を5月18日に販売開始した。初代Echo Autoよりもコンパクトでスリムなデザインに刷新。価格は7,980円。

  • Echo Auto(第2世代)

    Echo Auto(第2世代)

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    車内にEcho Auto(第2世代)を設置したイメージ

自動車に設置して、運転中にハンズフリーでAlexaを利用できるカーアクセサリー。2022年開催の「Amazon Devices Launch 2022」で海外発表しており、今回国内での販売が正式にスタートした。

初代Echo Autoよりもコンパクトでスリムなデザインになっており、マイクモジュールとスピーカーモジュールが分かれ、ケーブルでつながった形状に変更。付属の粘着カーマウントでダッシュボードに設置し、手持ちのスマートフォンとBluetooth接続して、Alexaアプリを介することで各種サービスにアクセスできる。

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    マイクモジュールとスピーカーモジュールが分離し、ケーブルでつながっている

車内の音響特性を考慮して設計した5つのマイクを搭載しており(初代のマイクアレイ数は8つ)、カーオーディオからの音楽や、エアコンの音、ロードノイズなどで騒々しい車の中でも、Alexaがユーザーの声を聞き取れるとする。Alexaを介して、Amazon MusicやApple Music、Spotify、radikoなどから音楽やラジオをストリーミング再生したり、オーディオブックやポッドキャストを聴いたり、家族や友人に電話をかけたりできる。

車内から自宅のAlexa対応スマートホーム家電を操作することもでき、玄関の鍵の閉め忘れやエアコンの消し忘れが心配になっても、車内から安心して対応できるとする。帰宅途中にエアコンを操作して、帰宅時に部屋を快適な温度にしておくといった使い方も訴求している。

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    利用イメージ

付属の車載電源アダプタには、スマホを充電できるQuick Charge 3.0対応の充電ポートを装備。長時間ドライブでも、スマホのバッテリーを気にせず利用できるとする。このほかプライバシー保護対策として、マイクのオン/オフボタンも備える。

プロセッサはMediatek「MT7697H」と、Intel「SueCreek DSP」。本体サイズはマイクモジュールが52×23.2×15.3mm、スピーカーモジュールが57×35×14mm。重さは61g。車載電源アダプターや3.5mm AUXケーブルなどが付属する。

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    上からライトバー、アクションボタン、マイク オン/オフボタン