TVS REGZAは、REGZA開発にかける想いを発信するWebサイト「レグザのものづくり」を5月10日にリニューアル。各界で精力的に活動するクリエイターとのコラボ動画を中心に据え、商品開発のこだわりを発信していく。同日、『プリキュア』シリーズ初代プロデューサーを務めた東映アニメーションの鷲尾天氏らが出演する動画を公開した。

  • 「レグザのものづくり」発信サイト刷新、『プリキュア』初代プロデューサーら登場

同サイトでは現在、「レグザ×Craftsmanship」というコンセプトで、東映アニメーション 執行役員兼エグゼクティブプロデューサーの鷲尾天(わしおたかし)氏、シンガー兼音楽プロデューサーのぷにぷに電機氏、タイムラプスクリエイターの清水大輔氏が出演するYouTube動画3本を掲載している。

これまで同サイトでは、REGZAならではのユニークな技術を紹介したり、有名建築家などのインタビュー動画を「レグザ×Discovery」として公開したりしてきた。今回のリニューアルで、同社エンジニアの職人的(クラフトマンシップ)なこだわりを、各界クリエイターとのコラボ動画などを通じて紹介。「双方のクリエイティブな活動の過程において共通の価値観を見いだすことで、REGZAの商品開発のこだわりを強く発信する」としている。

東映アニメーションの鷲尾氏は、『プリキュア』シリーズの初代プロデューサーで、第1作『ふたりはプリキュア』(2004年)~「Yes! プリキュア5GoGo!』(2008年)まで務めたあと、『Go! プリンセスプリキュア』(2015年)からは企画として携わっている。

動画の中で、鷲尾氏は「東映アニメーションには挑戦を許容する文化があり、子供たちを驚かせるために常に新しいことにチャレンジしている」と語る。その考えはレグザのものづくりに携わっているエンジニアにも共通するものではないか、として「テレビとアニメーションはよい緊張感をもって対峙すれば、相互に影響し合っておたがいを高めあえる関係を構築できるのではないか」と提言する。

ぷにぷに電機氏は、シングル『君はQueen』など各配信プラットフォームのプレイリスト/チャートを賑わせているという、シンガー兼音楽プロデューサー。テレビ音響マイスタ 荒船晃氏と対談するなかで、「曲を作るときはリアルな人間の気持ちとか本当の感情というものを入れ込むのがすごく大事」と話すぷにぷに電機氏。荒船氏は「その微妙なニュアンスなども伝えられるような(音の)解像感を出したい」と応じ、REGZAがアーティストとファンの間を取り持つ存在であることを伝える。

タイムラプス専門クリエイターとして活動する清水氏の作品は、テレビやCM、映画などのほか、REGZA新製品の展示でも使われており、タイムラプスという技法を通じて「あるがままのその空間を、高精細な映像として多くの人に見てもらい、感じてもらいたい」と語る。REGZA開発者の原動力もカメラの前のリアリティをできる限り正確に届けることであり、「クリエイターの想いをそのまま人々に伝える窓」としてREGZAがその役割を果たしていることを紹介する。