パナソニックは4月20日、2003年から販売したナショナルブランドとパナソニックブランドの衣類乾燥除湿機に発火の恐れがあるとして、製品の交換や引き取りを実施すると発表した。製造打ち切り後8年以内の製品は無料で同等の代替品と交換し、製造打ち切り後8年を超えて補修用性能部品の保有期限が過ぎた製品は最大2万円で引き取る。
衣類乾燥除湿機内部の除湿ローター付近から発火する可能性があることが判明したため、製品の回収を実施する。対象製品を使っている場合、すぐに使用を中止し、除湿機交換・引き取り受付フォームやフリーダイヤルでパナソニックに連絡を取るようにしたい。
回収の対象となる衣類乾燥除湿機は、デシカント方式100タイプ、ハイブリッド方式100タイプ、ハイブリッド方式120タイプの3タイプ。具体的な対象製品は、パナソニックの社告ページに掲載されている。
製造打ち切り後8年を超えて補修用性能部品の保有期限が過ぎた製品は、以下の金額で引き取る。製造打ち切り後8年以内の製品は、無料で同等の代替品と交換する。
- デシカント方式100タイプ : 10,000円
- ハイブリッド方式100タイプ: 15,000円
- ハイブリッド方式120タイプ: 20,000円