CD PROJEKT REDは4月11日(現地時間)、提供中のゲーム『サイバーパンク2077』のWindows版において、さらに忠実度を高めた光源処理を行うパストレーシング機能を搭載した「PATCH 1.62」の提供を開始した。Intel XeSSも利用できるようになっている。
NVIDIAが最新GPUのデモとして利用していた、究極に光源処理の忠実度を引き上げる「パストレーシング」機能を、ゲーム内で実際に利用できるようになるアップデート。利用するにはレイトレーシング設定の「オーバードライブモード」を有効化する必要があり、実行するには極めて強力なハードウェアが必要。GeForce RTX 4070 Ti / RTX 3090以上が推奨されており、十分なパフォーマンスでプレイするにはDLSSを併用する必要がある。
そのほか、8GB以上のVRAMを搭載している場合はフォトモード限定でパストレーシング機能を利用することも可能。1秒に数十フレームのレンダリングが必要になるゲームプレイとは異なり、撮影する1フレームだけをパストレーシングを適用してレンダリングする。さらにAIベースのアンチエイリアスである「DLAA」や、Intel環境でパフォーマンスを改善する「Intel XeSS」など新機能も搭載。ベンチマークテストではPC構成、GPUドライバのバージョン、設定が表示されるようになっている。
『サイバーパンク2077』のパッチ1.62が配信開始!本アップデートでは、ハイエンドPC向けに「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」の技術プレビューが導入されます。
— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP) April 11, 2023
本パッチで実装される主な変更点はリンク先をご確認ください。https://t.co/EKu63Fe5kA pic.twitter.com/7vIioaiyb6
Patch 1.62 for Cyberpunk 2077 is being rolled out on PC. This update brings the technology preview of Ray Tracing: Overdrive Mode.
— Cyberpunk 2077 (@CyberpunkGame) April 11, 2023
Please note that this cutting-edge feature is only available on the highest-performing hardware. Read more: https://t.co/xoH99JyW7g pic.twitter.com/SVMBw9YgFb