4月4日未明より、Twitter APIの旧バージョンを利用している一部のサービスにログイン不可となるなどの障害が出ている。支障が出ているサービスの運営側からは旧APIが停止されたことが原因だという報告がされているが、Twitterから公式のアナウンスはなく、なんらかの障害が発生しているのか旧APIが停止になったのか、あるいは特定のアプリ/サービスに対する処置なのか、不透明な状況となっている。
サービスに影響が出ているのは、Twitterマーケティングツール「SocialDog」、フォロー管理ツール「えごったー」、「リツイート直後のツイートを表示するやつ」など。4月4日の2時35分にはSocialDogへログインできないことを報告するツイートがされており、4月3日深夜~4月4日未明に影響が出始めたものと思われる。
「SocialDog」を運営する株式会社SocialDogのFounder/CEOである小西将史氏は自身のTwitterアカウントで「SocialDogの今朝からの障害は、突然Twitter社がAPIの利用を停止したことが原因です」「先日古いAPIは4/29以降に廃止する、と言っていたと思うのですが、いきなりやってきました」とツイートしており、事前の予告なく同日にAPIの利用が停止された模様。また、「リツイート直後のツイートを表示するやつ」の作者は同アプリがTwitterのルール/ポリシーに抵触したとして停止された状態の画面キャプチャを投稿している。
上記以外にもTwitter連携機能に支障が出ているアプリ/サービスがある模様。一方で、とくに問題なく従来どおりにAPIを利用できているサービスもあり、状況は不透明だ。Twitter APIに関する告知を行ってきたTwitterの開発者向けアカウント(@TwitterDev)も4月4日13時の時点でとくにこの件についてはツイートしていない。