ORPHEは3月30日、アシックスと共同開発したビジネスシューズタイプのIoTスマートシューズ「RUNWALK ORPHE(ランウォーク オルフェ)」の一般販売を開始した。価格は61,600円。ORPHEオンラインストア、アシックスオンラインストア、一部直営店舗で取り扱う。

  • RUNWALK ORPHE

ランウォーク オルフェは、履いて歩くだけで心身の状態を見える化するスマートシューズ。小型で片足約20gのセンサー「ORPHE CORE 3.0(オルフェコア 3.0)」をミッドソール部分(靴の内側)のくぼみにセットして使う。

  • センサーは中敷き裏にセット

ORPHE CORE 3.0は、加速度センサーやジャイロセンサーを内蔵し、歩数、歩行、ストライド(歩幅)、接地角度、立脚時間などをリアルタイムで計測。計測したデータとアシックススポーツ工学研究所の知見に基づいたデータを組み合わせ、心身の状態をスコアリング化し、スコア改善方法を専用アプリ(iOS/Android対応)から提案する。

  • アプリ画面イメージ

ORPHE CORE 3.0の電源は内蔵バッテリーで、連続動作は8時間。1分間「歩行」がないとスリープモードに入ってバッテリーを節約する。シューズ素材にはクッション性と反発性を併せもつ「SpEVA」ミッドソール、かかと部には軽量の衝撃緩衝材「fuzeGEL」を備え、日常履きにおける足の負担を軽減した。

  • 「SpEVA」ミッドソールとかかと部に軽量の衝撃緩衝材「fuzeGEL」を搭載

  • 着用イメージ