エレコムは3月14日、極細ペン先タイプのiPad用タッチペン(3モデル)を発表した。近日発売する。

価格はオープン。ラインナップと直販価格は、樹脂製ペン先モデル「P-TPACSTAP03WH」が7,380円、金属製ペン先モデル「P-TPACSTAP04WH」が7,680円、傾き検知なしのベーシックモデル「P-TPACSTAP05WH」が6,480円。

  • 極細ペン先タイプのiPad用タッチペン使用イメージ

極細ペン先を採用したiPad用の充電式タッチペン(3製品)。いずれもペン先の接地点と実際に描画される位置とのズレを軽減し、狙ったところに描き込みやすいとする。液晶画面に手が触れていても誤作動を起こさないパームリジェクションに対応する。

タッチペン側面のマグネットでiPadに固定可能。フラット面があるので転がりにくい構造となっている。タッチスイッチを2回タッチしてオン/オフを切り替えられ、操作しない状態が5分間続くとオートスリープ機能が働く。iPadとのペアリングは不要だ。

  • タッチスイッチにより簡単にオン/オフの切り替えが可能

純正タッチペンに近い描き心地の「樹脂製ペン先」モデル(P-TPACSTAP03WH)、シャーペンのような描き心地の「金属製ペン先」モデル(P-TPACSTAP04WH)、タッチペン初心者にお勧めの「ベーシック」モデル(交換ペン先2個付き)(P-TPACSTAP05WH)の3モデルを用意する。

「樹脂製ペン先」モデルおよび「金属製ペン先」モデルは、ペン先が約1mmで細部まで描き込め、細かい作業に適する。ペンの傾きを検知する機能を使い、傾き具合によって線の太さを変更可能。ペン先はApple Pencil純正ペン先(第1・第2世代)と交換できる。

連続使用時間は約9時間。「金属製ペン先」モデルの素材は摩耗しにくい高感度の銅製素材を採用した。ただし同モデルはiPadの液晶を傷付ける恐れがあるため、必ず液晶保護フィルムを貼った上で使うことを呼び掛けている。

  • 「樹脂製ペン先」モデルと「金属製ペン先」モデルは、ペンの傾き具合によって線の太さを変更可能

  • 左:「樹脂製ペン先」モデル、右:「金属製ペン先」モデル

「ベーシック」モデルは、約1.2mmのペン先を採用。滑りがよくすらすら書けるといい、交換用のペン先が2個標準で付属する。連続使用時間は約13時間。傾き検知機能は備えない。ペン先は別売りの「充電式タッチペン用専用交換ペン先3個入り(P-TIPACSTAP05)」と交換可能。

  • 「ベーシック」モデルのペン先は、別売りの3個入りペン先「P-TIPACSTAP05」と交換可能