レノボは3月10日、ワークステーションPCの最新モデルとして、自動車メーカーのアストンマーチンと共同設計した新シャーシを採用する「ThinkStation PX/P7/P5」を発表した。DBSグランドツアラーにインスパイアされたデザインで設計。2023年5月から順次出荷を予定する。
最大120コアの第4世代Intel Xeon SPを搭載し、最大構成ではNVIDIA RTX 6000(Ada)も選択できるワークステーションPCシリーズ。最大2TBもの物理メモリとPCIe 5.0対応の拡張スロットを備え、電源ユニットのオプションでは1,850Wに加えて冗長化電源も選択可能。外装シャーシはアストンマーチンの主力モデル「DBSグランドツアラー」をモチーフにしており、共同設計は3年もの期間を費やしたという。
デスクトップから小型データセンターとしても利用できる「ThinkStation PX」、シングルソケットで最大56コアまでの搭載に対応する強力な「ThinkStation P7」、幅広い汎用性を備えた「ThinkStation P5」の3モデルで展開。レノボの厳格な基準とテスト、ThinkStation Diagnostics 3.0、ThinkShieldのサポート、Premier Supportへのアップグレード、3年間の保証が付帯し、セキュアな業務遂行が行えるとしている。