焦点工房は2月21日、TECHARTブランドの電子マウントアダプター「TZM-02」を発売した。ライカMマウントレンズをニコンZマウントのカメラでAF動作させる電子マウントアダプター。価格は65,000円。

  • ライカMマウントレンズをニコンZマウントのカメラでAF動作させる電子マウントアダプター「TZM-02」を装着したニコンZ fc

新設計にしたことで、機能を大きく改良している。AF駆動用のモーターを4基内蔵したことで、耐久性を向上したうえでAF動作音を低減。前モデルではアダプター底部にあったモーター格納用の膨らみもなくなった。設計と加工方法も改善しており、より高い剛性と小型化を達成している。

  • 形状はオーソドックスなマウントアダプターとさほど変わりない

  • マウントは金属製だ

  • 電子接点が付いている

機能面では、AF-S、AF-C、動画AF(AF-F含む)に対応。瞳AFや顔検出AF、各種被写体検出AFも利用できる。設定した焦点距離(20種)のExifデータへの記録も可能だが、レンズの焦点距離が変わるたびに設定が必要だ。

重さは約155gで、アダプター内部は植毛加工により内面反射を抑制。別売りのマウントアダプタを組み合わせることで、M42、ニコンF、ヤシカコンタックスなどのMFレンズもAF化できる。USB DOCKからのファームウェアアップデートにも対応。

  • フルサイズミラーレス「Z 6II」に装着したところ