キヤノンが、RFマウントのミラーレスカメラ2機種を発表しました。「EOS R50」は、フルオート撮影を重視したAPS-C機で、これまでの「EOS Kiss DIGITAL」(キスデジ)のコンセプトを受け継ぐ入門者向けの小型軽量モデル。RFマウント版のキスデジといえる存在です。キスデジで一番の売れ筋だったズームレンズ2本付属の「ダブルズームキット」も満を持して用意。手ごろな価格と扱いやすさを前面に押し出し、RFマウントのミラーレスカメラのさらなる普及や従来の一眼レフからのシフトを狙います。

  • 小型軽量化や低価格化を図った入門者向けのAPS-Cミラーレス「EOS R50」が登場。「Kiss」の文字はないが、RFマウント版キスデジといえる存在だ

高性能ミラーレス「EOS R6 Mark II」並みのAF性能や速写性能を備えながら小型軽量化と低価格化を図った意欲的なフルサイズ機「EOS R8」も合わせて投入します。

価格はすべてオープン。新製品のラインナップとキヤノンオンラインショップでの販売価格、発売日は以下の通り。

製品名 販売価格 発売日
EOS R50・ボディー 111,100円 2023年3月下旬
EOS R50・RF-S18-45 IS STM レンズキット 126,500円
EOS R50・ダブルズームキット 156,200円
RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM 60,500円
レンズフード ET-60B 2,750円
EOS R8・ボディー 264,000円 2023年4月下旬
EOS R8・RF24-50 IS STM レンズキット 293,700円
RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM 50,380円

EOS R50

  • 柔らかななで肩スタイルの小型ボディは、まさにキスデジ。ホワイトボディも標準で用意する

  • 操作ボタンやダイヤルを最小限に抑えた点も、キスデジのDNAを受け継ぐポイントだ。背面液晶は動画撮影に向くバリアングル式を採用

  • ブラックモデル。望遠ズームレンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」を装着してもコンパクトだ

EOS R8

  • EOS RPのようなワイド&ローのスタイルを継承するEOS R8

  • EOS R6 Mark IIと比べると、操作ボタン類はだいぶシンプルになっている

  • 小型軽量ボディーは、Vlogなどの動画撮影を機動的に楽しみたい人に魅力的となりそうだ

両機種の詳細は追ってお伝えします。