エプソン販売は2月2日、小型&低価格のインクジェットプリンター3機種「EP-315」「PX-S505」「PX-S155」を発表した。価格はオープンで、2月16日より発売する。

今回発売のモデルは、家庭やビジネスシーンで「シンプルに印刷できるプリンターが欲しい」「小規模オフィスや店舗で使用するのでコンパクトに設置したい」という声を受けたプリンターのベーシックモデルとなる。

スマートフォンアプリ「Epson Smart Panel」に対応しており、スマホからの簡単印刷や、プリント設定などが可能。そのため本体に液晶はなく、きょう体もコンパクトにまとまっている。5年サポートサービス「カラリオスマイルPlus」にも対応。修理料金をエプソンが全額サポートするプランと、半額サポートする2つのプランから選択できる(EP-315、PX-S505のみ)。

6色染料インクモデル「EP-315」

「EP-315」は、写真をキレイに印刷できる6色染料インクモデル。エプソンダイレクトショップでの販売価格は18,150円。インクシステムは、シアン / マゼンタ / イエロー / ブラック / ライトシアン / ライトマゼンタの6色染料仕様。解像度は最大5,760×1,440dpiだ。印刷コストはL判/写真用紙/光沢で約23.2円。L判写真の印刷速度は約14秒だ。

  • 6色染料インクモデル「EP-315」

前面に100枚の用紙をセットしておける給紙カセットを2段備え、背面には手差しトレイ(1枚)を装備。自動両面プリントと12cmCDメディアへの印刷にも対応している。インタフェースはUSB 2.0×2、10BASE-T/100BASE-TX有線LAN×1、IEEE802.11b/g/n無線LAN。本体サイズはW390×D598×H196mm(使用時)、重さは約5kg。

にじみの少ない4色顔料モデル「PX-S505」

「PX-S505」は、文書をキレイに印刷できるモデル。エプソンダイレクトショップでの販売価格は18,150円。インクシステムは4色独立型で、解像度は最大5,760×1,440dpi。全色に顔料インクを使用し、普通紙にも鮮明なカラープリントが可能だ。水に濡れてもにじみにくく、ビジネス文書や簡易チラシなど、幅広い用途で使える。

  • にじみの少ない4色顔料モデル「PX-S505」

印刷コストは、カラー約14.4円、モノクロ約4.5円。印刷速度はカラー約4.7ipm、モノクロ約9.0ipm。背面MPトレイには最大100枚の用紙をセットしておける。インタフェースはUSB 2.0×2、10BASE-T/100BASE-TX有線LAN×1、IEEE802.11b/g/n無線LAN。本体サイズはW392×D530×H296mm(使用時)、重さは約3.3kg(消耗品含む)。

モノクロ専用モデル「PX-S155」

「PX-S155」は、低コストでの印刷が可能なビジネス向けモノクロプリンター。エプソンダイレクトショップでの販売価格は9,350円。解像度は1,440×720dpiで、顔料ブラックインクを使用することでくっきりとしたモノクロ印刷が行える。印刷コストは、A4モノクロ文書で約2.8円。耐久性も5万ページと多く、大量の印刷を必要とする業務プリントに適している。

  • モノクロ専用モデル「PX-S155」

印刷速度はカラー15ipm。背面MPトレイには最大100枚の用紙をセットしておける。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX有線LAN×1、IEEE802.11b/g/n無線LAN。本体サイズはW392×D530×H296mm(使用時)、重さは約3.3kg(消耗品含む)。