アドビは1月24日、フォントライブラリ「Adobe Fonts」においてバリアブルフォントのラインナップを強化した。欧文を中心に122ファミリーを公開している(日本語書体は現状含まれていない)。

  • Adobe Fontsがバリアブルフォントを強化

バリアブルフォントは、文字の太さ(ウェイト)や幅などを自由に調整できる書体。ウェイトごとに異なるファイルを扱う従来のフォントよりもきめ細やかなバリエーションの作成が可能。単一ファイルでさまざまな表現が行えるため、Webフォントの軽量化といったメリットもある。

Adobe Fontsの検索フィルターの「フォント技術」>「バリアブルフォント」を選択すると、収録書体からバリアブルフォントだけを抽出して表示する。

  • ハンドルをマウスで操作すると、直感的にフォントのウェイトや幅などを調整可能

バリアブルフォントに該当する書体のページには独自のUIを設置。幅やウェイト、斜体(イタリック)といった要素を自由に調整して見え方をテストできる。