フックアップは、伊IK Multimediaの新技術「AI Machine Modeling」を採用したギター向けエコシステム「AmpliTube TONEX」で利用するアンプトーンのキャプチャーデバイス「TONEX Capture」を2023年1月24日に発売する。実勢価格は38,500円となる模様。

伊IK Multimediaは、同社が新技術「AI Machine Modeling」を使った製品開発に取り組んでいることを発表した。AI Machine Modelingでは、人工知能を使用したマシン・モデリングで、さまざまなメーカーのアンプ、キャビネット、コンボ、さらにディストーション、オーバードライブ、ファズ、EQ、ブーストなどのエフェクターを、本物とほとんど区別のつかないレベルの精度でソフトウェア・モデル化できるという。

  • ギター向けエコシステム「AmpliTube TONEX」で利用するアンプトーンのキャプチャーデバイス「TONEX Capture」

IK Multimediaの新技術「AI Machine Modeling」では、人工知能を使用したマシン・モデリングで、さまざまなメーカーのアンプ、キャビネット、コンボ、さらにディストーション、オーバードライブ、ファズ、EQ、ブーストなどのエフェクター、またはそのリグ全体のTone Model(トーン・モデル)をキャプチャーし、本物とほとんど区別のつかないレベルの精度でソフトウェア・モデル化できるという。ギター向けエコシステム「AmpliTube TONEX」は、Mac/PCソフトウェア、iOSアプリ、オンライン・トーン・シェアリング・プラットフォーム、機材のTone Modelキャプチャー時に使えるハードウェアによって構成されるが、今回発売されるのは、この中のTone Modelキャプチャーデバイス「TONEX Capture」だ。

本体をオーディオインターフェイスとアンプの間に接続すれば、TONEXソフトウェアの「Machine Modeler」セクションが再生するTone Modelキャプチャ用のライン信号を、アンプに接続可能なTO AMP信号に変換し、パワーアンプのキャビネット・アウトから出力された信号をアッテネートしてバランスXLR信号に変換することで、アンプのトーンがそのままキャプチャー可能となる。TONEX Capture にはゲインリダクションステージが2つあり、オーディオインターフェイスとギターアンプとのレベルを最適化できるようになっている。なお、本製品のユーザー登録を行うと、TONEX SE for Mac/PC(200種のTone Modelを備えた20種のアンプ、10種のペダル)が特典として提供される。