ソフトバンクは1月19日、子どもが安心・安全に使用できるキッズケータイ「キッズフォン3」(ZTE製)を発表した。ソフトバンクオンラインショップで1月20日より予約を受け付け、1月27日に発売する。

  • 子どもの見守り機能が充実したキッズケータイ「キッズフォン3」。本体デザインはさらにスマホっぽくなった

子どもの見守り機能が充実したキッズ向け携帯電話。対応サービスは、子どもの現在地を確認できる「位置ナビ」。被検索対象として「キッズフォン3」を設定でき、保護者のスマートフォンアプリから「キッズフォン3」を持つ子どもの居場所をいつでも確認できる。20件まで連絡先を登録でき、登録した連絡先以外からの着信やメールの受信をブロック可能。スマートフォンのようにWebサイト閲覧やSNSなども使えないため、有害なコンテンツにアクセスする心配もない。

備え付けの防犯ブザーストラップを引けば、メインカメラとサブカメラの両方で周辺の写真を撮影。位置情報とともに保護者へ送信する。ほかにも、画面ロックや音を鳴らす操作を保護者のスマートフォンから遠隔操作でき、使用できる時間の制限機能と使用状況を週次で保護者へメールで通知する。「位置ナビ」の利用料金は月額220円。

  • 上部に防犯ブザーストラップを搭載し、引くと音が鳴るだけでなく周囲の写真を撮って保護者に位置情報とともに送信する

また、同日発表の「タッチでメール」にも対応。子どもが交通系ICカードを利用すると保護者へメールが届くサービスだ。利用料金は月額550円。

バッテリー容量は1,700mAhで、「キッズフォン2」から15%向上。約1週間充電することなく使用できる。画面サイズは3.5インチと大きく、スマートフォンのようなデザインで親しみやすく、壁紙を32種類、ホームアイコンを20種類収録している。「やること」や「やりかた」を視覚的に分かりやすく確認できるアシストアプリ「アシストガイド」もインストール済み。主な仕様は以下の通り。

  • サイズ: 約52×14.9×105mm、重さ約115g(ブザーストラップ含む)
  • ディスプレイ: 約3.5インチ(1,440×720ドット)
  • メインカメラ: 約800万画素
  • サブカメラ: 約500万画素
  • バッテリ容量: 1,700mAh
  • 3G(W-CDMA): I/VIII
  • FDD-LTE: 1/3/8
  • TDD-LTE(AXGP含む): 41
  • Wi-Fi: IEEE802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)
  • 防水/防塵: IPX5/IPX7、IP5X
  • カラー: ホワイト、ブルー、ミント