ヤマトホールディングスは1月5日、同社を装った迷惑メールや電話、なりすましサイトなどの情報を公開し、注意喚起を行なった。

同社は、ヤマト運輸を装った迷惑メールや、電話、なりすましサイトに関する問い合わせが増えているという。そこで、5つの迷惑メールの文面例と、ショートメール(SMS)の文面例を公開した。

迷惑メールとしては、アプリの更新を促す内容や、荷物をポストに投函したことを知らせる内容、配送状況確認を促す内容などなど。配送情報の確認のために記載されたURLをクリックすると、「コンピューターウイルスに感染する恐れ」や、「不正に個人情報が利用される可能性がある」としている。

例えば、荷物をポストに投函したことを知らせる内容では、「2022/7/XX 7:XX:XX」という日付の表記が誤りで、公式では「x月x日(曜日) x時x分」と記載するのだそう。各メール文面例に指摘ポイントがわかりやすく書かれているので、ぜひ一読してほしい。

  • その不在連絡、本物? ヤマト運輸が「なりすましメール」に注意喚起

    荷物をポストに投函したことを知らせる内容。一見すると本物のようだ

  • アプリの更新を促す内容。文面に記載されたURLをクリックすると、フィッシングサイトなどへ遷移する

同社によると、ショートメール(SMS)による不在連絡や、配達予定の通知は行なっておらず、電話でセキュリティに必要な認証番号を確認することはないという。また、不在連絡や配達予定の通知を知らせる際のURL「.com」は使用していないそうだ。

ネット上では「みなさまご注意をば~」「基本、ほんとのヤマトさんは不在伝票置いていきますからね」「何か頼んだ時にタイミングよく来るんですよね。騙されないよう気をつけます」などの声が寄せられた。