1月7日・8日の2日間、JR山手線の一部区間が工事のため終日運休となる予定です。渋谷駅の改良工事の都合によるもので、外回り(時計回り)の大崎から池袋までと半周近い区間が止まり、内回りも減便が予定されています。
丸2日も運休になるとはいえ、都心部の路線ですから迂回手段は色々あるのですが、旅行中の方など不慣れな人のことを考えると「イレギュラーな事態にも乗換案内アプリはしっかり対応してくれているのかな?」とふと気になりました。そこで、人気乗換案内アプリ5種(+Google マップ)をスマホに入れてチェックしてみました。
検証したアプリは「Yahoo! 乗換案内」「ジョルダン乗換案内」「乗換ナビタイム」「駅探☆乗換案内」「駅すぱあと」。通常通りなら確実に山手線を使うはずのルートとなるよう、「1月7日の夕方に渋谷駅から新大久保駅まで行く」という設定で試しました。
まずはGoogle マップで、執筆時の現在時刻(1月6日の夕方)と運休予定の1月7日で同ルートを検索してみました。
以下2枚のスクリーンショットのように、通常なら山手線1本で移動できるところ、「埼京線でいったん池袋まで出て、山手線(内回り)で3駅戻る」という経路になっており、しっかりと運休情報が反映された内容です。
乗換案内アプリ5種で同様に試してみたところ、運休前日の時点でいずれも対応が完了しており、迂回ルートが第一候補として表示されました。非常に頼もしい検証結果で、これなら運休予定や迂回方法を知らない人でも困惑することなく移動できるでしょう。
なお、運休当日は迂回ルート各線、特に運休区間の内回りなどは通常とは異なる混雑が予想されます。今回はあくまで山手線の駅までの移動を前提に迂回ルートの検索を試しましたが、実際には目的地によっては(到着駅を変えて)地下鉄などの利用も考えたほうが混雑を避けて賢く移動できるかもしれませんね。