焦点工房は1月6日、TTArtisan（銘匠光学）のミラーレス一眼カメラ用交換レンズ「Tilt 50mm f/1.4」に、富士フイルムXマウント／キヤノンRFマウント／ニコンZマウント版を追加した。メーカー希望小売価格は42,000円。執筆時点で、直販サイトでは35,100円で販売されている。
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TTArtisan Tilt 50mm f/1.4
ティルト機構を備えたフルサイズ対応の大口径標準単焦点レンズ。発売済みのソニーEマウント版、Lマウント版とあわせて全5種となる。
鏡筒部のロックをゆるめて傾けると、ピントが合う範囲を自在に操れる。奥行きのある被写体でも全体にピントを合わせられるほか、反対にピントが合う範囲を狭くすることで風景をミニチュア風に撮ることもできる。
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富士フイルムX／キヤノンRF／ニコンZマウント版が追加された
焦点距離は50mm、レンズ構成は高屈折レンズ2枚を含む6群7枚。絞りはF1.4～F16、絞り羽根は12枚。マニュアルフォーカス専用で、最短撮影距離は0.5m。ティルト量は±8度、回転角は360度。
サイズは各マウント版で若干異なる。Xマウント版は直径69mm×長さ71mm／約450g、RFマウント版は直径68mm×長さ68mm／約455g、Zマウント版は直径68mm×長さ72mm／約470g。いずれもフィルター径は62mm。
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ティルト機構の動作イメージ。画像は発売済のソニーEマウント版
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ティルト機構を用いたミニチュア風の作例（写真提供：焦点工房）
