高性能&低消費電力でオススメしやすい完成度

最後にGPU温度と動作クロックの推移をチェックしよう。サイバーパンク2077を10分間プレイした際の温度とクロックの推移を「HWiNFO Pro」で測定している。温度は「GPU Temperature」、クロックは「GPU Clock」の値だ。室温は22度。バラック状態で動作させている。

  • 温度とクロック

ブーストクロックは2,750MHz前後で推移。仕様上のブーストクロック2,625MHzzなので、ゲーム中はそれよりも高クロックで動作するのが分かる。温度は最大69度と強烈に冷えているわけではないが、長時間のプレイも問題の無いレベルだ。

と、ここまでがGeForce RTX 4070 Tiのテスト結果だ。NVIDIAはWQHDで高フレームレートを狙ったGPUとしているが、ゲームの快適なプレイの目安を60fpsとすれば、4Kでのプレイも十分可能なパワーを持つ。ただ、WQHD/165Hzのゲーミング液晶でレイトレーシングを効かせながら、滑らかな描画を楽しみたい、という人にはドンピシャのGPUであることは間違いない。WQHDでゲームをプレイするにはRTX 4090/4080はちょっとオーバースペックだからだ。メモリバス幅が狭いなどスペック的な不安を払拭する性能とワットパフォーマンスを持っており、RTX 4070 Tiは幅広いゲーマーにオススメと言えるが、問題は価格だ。15万円を切ればRTX 3080 Tiより安いのでお得と言えなくもないが、「RTX xx70」はこれまでアッパーミドル扱いだったグレード。それに10万円以上の価格が付くのには抵抗を感じる人は多いハズ。価格がこなれればブレイクしそうだが、市場の動向に注目したい。