ワールド化成は、軽いダンボール素材を使った家庭向けのゲーム専門ブース「GAME基地」を直販サイト「GamingShop JOW」で発売した。特注の黒い吸音材と防音材を全面採用し、ゲームプレイに集中できる環境を作れる。組み立て式で、価格は15万2,000円から。

  • GAME基地(フルセット)の設置イメージ

防音性を高めたブース型のフルセット、デスク+サイドラックのセット、デスクのみの3種類で、いずれも防音材の有無が選べる。ラインナップと価格は以下の通り。椅子は別売。

  • フルセット:51万2,000円
  • フルセット(防音材なし):32万2,000円
  • デスク+サイドラック:33万4,000円
  • デスク+サイドラック(防音材なし):20万4,000円
  • デスク:22万4,000円
  • デスク(防音材なし):15万2,000円
  • GAME基地(デスク+サイドラック)の設置イメージ

  • GAME基地(デスク)の設置イメージ

プロeスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」の監修を受け、最適な空間にこだわって作ったというゲーミングブース。ダンボール製で、組み立てと移動をしやすくした。紙の合板KAMIITA(かみいた)と金属を使っており、「住宅用建材として50年を超える耐久性」も特徴としている。

防音材ありのタイプでは、吸音材と防音材の効果により、何もない状況と比べて外への音漏れを約30%抑えられるとする(フルセットの場合)。組み立て目安時間は、大人2人で約4時間。有料オプションで組み立てを依頼することもできるという(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県のみ)。

  • 防音材ありのフルセットでは、外への音漏れを約30%抑えられるとアピール

内部にはゲーミングモニターなどを2枚配置可能で、モニターアームを取付けられる口を用意。モニター裏はパネル式で取り外し可能で、ブース内から外に置いたPCをメンテナンスできるようにした。ブース内には排熱ファンを備えるが、PC置き場は熱を考慮して外に設置している。

キーボードなどを置ける専用デスクは高さを3段階(700mm/675mm/650mm)で変えられる。天板の耐荷重は約30kg。デスク下には備品置き場があり、配線を通す穴も設けた。デスクとサイドラックのセットでは、サイドラック部に周辺機器などを置ける3段の棚を設けており、耐荷重は30kg。

本体サイズは、フルセットが1,523×2,000×1,800mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは防音材ありで96.7kg、防音材なしで74.2kg。デスク+サイドラックのセットが1,500×1,846×1,800mm(同)、重さは防音材ありで63.1kg、防音材なしで50.6kg。デスクのみは1,200×1,000×1,800mm(同)で、 重さは防音材ありで46kg、防音材なしで38kg。