富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は12月20日、電子ペーパー「QUADERNO」(クアデルノ)に、暗記したい部分を隠せる「暗記モード」、連続してページをめくれる「連続ページめくり」機能、スリープ画面の選択機能を追加すると発表した。

同日から配信するソフトウェアアップデートを適用することで、新機能を利用できるようになる。対象機種はQUADERNO A5 (Gen. 2) FMVDP51および、QUADERNO A4 (Gen. 2) FMVDP41。

  • 電子ペーパー「QUADERNO」。対象モデルは第2世代のFMVDP51(A5モデル)およびFMVDP41(A4モデル)

新機能「暗記モード」では、緑のマーカーで隠したい箇所を塗りつぶした後、「暗記モード」アイコンと目のアイコンをタップすると、緑のマーカーで塗られた箇所が黒くなる機能。隠れた部分は、付属のスタイラスペンでタップすると、再び文字やテキストが見えるようになる。目のアイコンをタップすることで、一括表示/非表示も可能。

  • 「暗記モード」の概要

「連続ページめくり」機能は、ページをめくる際に、スワイプした指を画面から離さずに止めることで、連続してページをめくれる機能。また、本体のスリープ画面を、標準/選択したページ/スリープ前の画面の3つのモードから選択できるようになった。

  • 「連続ページめくり」の概要

  • スリープ画面の概要

このほか、クアデルノと連携するWebサービス「My Note Cloud」が12月15日に正式リリースされた。クアデルノに書き込んだノートを自動でクラウドへ保存したり、PCやスマートフォンで見ることができたりする。同サービスは2022年3月から「βテスト」として公開されてきたが、今回正式版のリリースとなった。