シャープは、「シャープクリスタルマスク」(ふつうサイズ 15枚入り)に、ふたつの新色を追加する。クリスタルベージュが12月19日発売、クリスタルピンクが2023年1月中旬発売で、価格は1,980円。マスク定期便サービスの利用者向けには1,780円で販売する。

  • シャープクリスタルマスク(クリスタルベージュ)の装着イメージ

  • シャープクリスタルマスク(クリスタルピンク)の装着イメージ

シャープのECサイト「COCORO STORE」で販売している、プレミアムタイプの不織布マスク「シャープクリスタルマスク(ふつうサイズ)」(2021年発売)の新色。肌なじみのよいベージュ系と、桜の花をイメージしたピンク系で、「艶やかさと光沢を備え、季節を問わず普段使いしやすい淡めのカラー」に仕上げた。製造は従来品と同じく、液晶パネルも製造可能な三重県多気工場のクリーンルームで行われており、1枚ごとに個別包装している。

クリスタルマスクの形状は、6角形をベースとした立体構造(立体クリスタル形状)を踏襲し、口元に空間を確保した呼吸しやすい構造。耳ひもはマスク本体と同系色で、伸縮性が高くつけ心地のよい平たいタイプを採用した。衛生面では、ウイルス飛沫などの侵入を99%以上カットする不織布フィルターと、マスク表面での細菌の増殖を抑制する抗菌加工を採用。

マスクを外した際には、口元側の不織布が内側になるように折りたたんで収納できる。マスクの内側が露出しないため見栄えも良く、周囲への配慮にもつながるという。

  • 6角形をベースとした立体構造(立体クリスタル形状)を採用

PM2.5や花粉、ウイルス飛沫、微粒子の侵入を抑える4層構成の不織布フィルターを採用。VFE試験、BFE試験、PFE試験、花粉捕集効率試験の4つのフィルター捕集効率試験において、99%以上のカット率を実現したという。

不織布の各層にはっ水性を持たせ、湿気によるマスクのフィルター性能(静電気的な集塵性能)の低下抑制、飛沫の拡散防止といった効果を高めている。最外層の不織布には無機(銀)系抗菌剤を配合し、銀イオン(Ag+)の作用によってマスク表面での細菌の増殖を抑制する。

ノーズフィッターを備え、ウイルス飛沫・微粒子などの侵入やメガネの曇りを抑える。鼻の部分に施したステッチ(縫い目)を利用して不織布を下方向に折り込むことでマスクのサイズを調整できる。