フォーカルポイントは、東京・秋葉原で開幕した「ポタフェス 2022 冬 秋葉原」(会期:12月17日〜18日)に出展。同社が取り扱う米Shokzブランドの製品を展示しており、ここでは一部の店舗限定で販売中の、耳をふさがない完全ワイヤレスイヤホン「OpenDots」を体験できるコーナーを設けていた。

  • フォーカルポイント/Shokzブースで展示されていた「OpenDots」

Shokzでは、耳をふさがないネックバンドタイプの骨伝導ワイヤレスイヤホンを多数展開しているが、OpenDotsは左右分離型でイヤーフック付きの“骨伝導ではない”完全ワイヤレスイヤホン。e☆イヤホンでは店頭限定で、23,880円で販売中だ。ポタフェス会場では実機に触れて試聴できる。

  • OpenDotsのパッケージ

e☆イヤホンのほかにもヨドバシカメラ マルチメディアAkiba、ビックカメラ 有楽町店といったごく限られた店舗のみで、11月中旬ごろから展開している製品だが、ブースの担当者によると、フォーカルポイントやShokzのWebサイトにはOpenDotsの製品情報を掲載しておらず、「数量限定なので売切御免なところがある」とのこと。カラーはブラックとピンクの2色展開だが、ブラックは現在品薄だという。

e☆イヤホンの製品紹介ブログ記事によれば、OpenDotsは骨伝導イヤホンではなく、ダイナミックスピーカーを介して耳へと指向性サウンドを伝えるShokzのオーディオ技術・DirectPitchを搭載。さらに低域改善アルゴリズムによって「原音に近い深みのある豊かなサウンドを聴ける」とのこと。Bluetooth 5.2準拠で対応コーデックはSBC、AAC。

  • 実機試聴も可能

イヤホン本体はIP54相当の防塵防水対応で、一回の充電で約6時間、充電ケース込みで最大24時間再生可能。5分の急速充電で最大約1時間の再生に対応している。デュアルノイズキャンセリング・マイクも備え、ハンズフリー通話も可能。

店頭のみでの取り扱いで、販売開始から1カ月もたたずに品薄状態、そして大々的に告知もしていないということで、新製品ながら“知る人ぞ知る”状態になっているShokz OpenDots。各量販店やECサイトでの再販の可能性、後継機の有無など気になる点は多い。Shokzの2023年以降の動向にも注目したいところだ。