ヤマハ発動機は11月8日、新設計の「スマートクロックスイッチ」を搭載した電動アシスト自転車「PAS CITY-SP5」2023年モデルを発表した。12月15日に発売する。価格は151,800円。

  • 「PAS CITY-SP5」2023年モデル、新色マットオリーブ(ツヤ消し)

「PAS CITY-SP5」は、長距離走行や荷物の多い通学・通勤シーンに使いやすい電動アシスト自転車。内装5段変速を備え、状況に合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーアシスト」や15.4Ahの大容量バッテリー、約25リットルの大型バスケットといった装備を載せている。

2023年モデルでは、表示が見やすく操作性も向上した、新設計の操作パネル「スマートクロックスイッチ」を搭載。本体カラーは新たに「マットオリーブ(ツヤ消し)」を追加し、継続色「マットネイビー(ツヤ消し)」と「ミラーシルバー」を加え、3色で販売する。

「スマートクロックスイッチ」では、時計表示や各種ステータス表示のほか、走行モードの切り替え、ライトのオンオフなどが行える。

  • 新設計の「スマートクロックスイッチ」

表示は時計以外にも、消費カロリーや残りアシスト距離、バッテリー残量などを確認可能。バッテリー残量は10段階のインジケーターと数字(%)の両方で表示され、従来より見やすくなった。また、バッテリー残量が20%を切ると「お知らせランプ」が点灯し、ブザー音が鳴るため、電池切れ前に目と耳で残量の低下を確認できるようになっている。

このほか、スマートクロックスイッチ左に配置した走行モード切替ボタンは、下のアシストダウンボタンに比べ、上のアシストアップボタンを大きくし、上下非対称にすることで操作しやすい形状に改善した。

PAS CITY-SP5(27型)の主な仕様

  • 本体サイズ:全長1,880mm/全幅585mm
  • サドル高:800~935mm
  • 適応身長のめやす:154cm以上
  • 重さ:27.8kg
  • 一充電あたりの走行距離:強モード52km/スマートパワーモード59km/オートエコモード86km
  • 充電時間:約4時間
  • 変速方式:後輪ハブ、内装5段