ギフモが販売する、食品の見た目や味を変えずに柔らかくする調理家電が、ネットで「すごい」と話題となっている。例えば、見た目そのままの「唐揚げ」が、「ポテトチップス」で切断できるほど柔らかくなってしまうのだ。
話題となっているのは、ギフモが販売する「Delisofter(税込59,400円)」という調理家電だ。家庭料理や市販のお惣菜、冷凍食品など、出来上がった料理を、美味しさと見た目はそのままに柔らかくするというもの。加齢や病気、怪我などで噛む力・飲み込む力が低下した人にも、「家族と同じものが食べられる幸せ」を提供したいという想いから誕生した家電なのだそう。
仕組みとしては、まず専用カッターで食材に隠し包丁を入れる。こうすることで、肉など、食材の繊維を細かく分断するとともに、食材中心部に向かって熱が通りやすいように、熱の通り道を作ることができるのだとか。次に専用の容器に入れて、10~30分程度蒸すことによって、見た目はそのままで食品が柔らかくなるというのだ。
どれほど柔らかいかは、同社の公式YouTubeに、柔らかさを実証する動画が公開されている。動画では、ブロッコリーが海苔で切断でき、唐揚げがポテトチップスで切断できてしまっている。これはすごい!
ちなみに、同商品は、持続可能な食産業の実現を可能とする技術のプレゼンテーションおよび、パートナー企業とのマッチングなどを行うプログラムとして10月15日に開催された「フードテックグランプリ2022」にも出品。結果としてSUZUMO賞を受賞し、会場とオンライン参加者の投票でトップ評価を獲得していた。
ネット上では「これは興味深いですね。ミキサーや刻み食べてると何が何だか分からないですからね……」「これは介護とかにも良さそうですね」「すごーい離乳食や介護食に革命だー!」「これは凄いな…実際使って試食してみたい」と称賛する声が多く寄せられた。