NTTドコモ モバイル社会研究所は10月25日、自動運転のに関する調査レポートを発表した。今後「自動運転」を利用したい人は3割超で、すべての年代で男性が多かった。

  • 次世代サービス利用意向率(出所:2022年次世代ライフスタイル調査)

このレポートは、2022年2月に全国の15~79歳男女を対象に実施した、次世代のサービス利用意向に関する調査に基づくもの。

今後利用してみたい次世代サービスを調査したところ、「自動運転」が32.7%で最多だった。続いて「オンライン診療・見守りサービス」が28.3%、「ドローンによる配送・地上配送ロボット」が19.1%、「遠隔手術」と「スポーツやライブのマルチアングル視聴」が12.5%と続いた。

性年代別の「自動運転」の利用意向は、男性全体で37.9%、女性全体で27.5%。どの年代においても男性の方が女性よりも自動運転を利用してみたいことが明らかとなり、特に60代男性が44.4%と高かった。10~50代、70代の男性も4割弱が自動運転を利用したいと回答した。

  • 男性の方が女性よりも「自動運転」を利用したい、60代男性4割超(出所:2022年次世代ライフスタイル調査)

家族・親戚と旅行・趣味の集まり、外食を行う人の自動運転の利用意向についても質問したところ、そうした活動を「行っている」人は40.1%、「時々行う」人は36.9%、「たまに行う」人は33.9%、「行わない」人は24.7%。家族・親戚と旅行や外食などを行う頻度が高いほど、自動運転の利用意向が高まる傾向があった。

  • 家族・親戚と旅行・趣味の集まり、外食をしている人の4割が「自動運転」利用したい(出所:2022年次世代ライフスタイル調査)