ワコムは10月21日、11月18日〜19日、東京・新宿の住友ビル三角広場において年次イベント「コネクテッド・インク 2022」を開催することを発表した。

  • コネクテッド・インク イベント(Webサイトより)

2019年より掲げてきたテーマである「創造的混沌」の流れを踏まえつつ、今回は「人間は、その起源以来、本当に進化してきているのだろうか?」、「ワコムの道具は、本当に人間の創造性に寄与していると言えるだろうか?」という2つの問いを掲げ、ステージセッションや展示などを通して探求していくという。

東京会場では、11月18日 12:00のオープニングセッションから11月19日 20:30〜21:00に行われるクロージングまで、各社のスピーカーによる講演やブース展示、アーティストたちによるパフォーマンスが行われる。

スピーカーは、Ayano氏(テクニカルアーティスト)、片山由貴(ktym)氏(イラストレーター/デザイナー)、けいしー氏(パーティクルライブアーティスト)、石丸築氏(シニアスペシャリスト・ワコム)、福田昌昭氏(コンシューマービジネス担当執行役員・Preferred Networks)、井出信孝氏(代表取締役社長 CEO・ワコム)、タカオミ氏(VRコンテンツディレクター)など。

また、ワコム歴代製品が展示されるほか、子ども連れでも楽しめるペンタブレット体験コーナー、オリジナルデザインのデジタルペンを制作できる催し、ドローイングバトル!「LIMITS甲子園」など、家族で楽しめる参加型のコーナーや若者が活躍する数々のセッションを用意する。

東京では「リアル・イベント」にて開催し、後日アーカイブ映像を公開予定。参加希望者は登録ページにて申し込む。

また、海外(ドイツ、米国、中国、韓国)においてもコネクテッド・インクを開催。ドイツと米国では「人間性」「デジタル・テクノロジー」「教育」「創造性」をテーマとした数々の催しが行われ、中国ではAI、デジタル著作権技術とNFT(非代替性トークン)などの最新技術から、教育と上記2つの問いをひも解く試みを、韓国では縦スクロールのデジタルマンガ形式である「Webtoon」に特化した著名人による講義や制作スタジオのスタッフ、 編集者らによる講義などが予定されている。

海外の日程は、ドイツ(デュッセルドルフ会場)が11月9日、10日、12日、19日、米国(ポートランド会場)が11月9日〜13日、15日〜17日、中国(上海会場)が11月13日、韓国(ソウル会場)が11月9日(ドイツ、米国、中国がハイブリッドイベント、韓国がリアルイベント)。

 

Connected Ink 2022 in Tokyo 紹介動画