シロカは10月20日、同社初となるオーブンレンジ「SX-20G151」を発表した。発売日は11月25日。価格はオープンで、市場価格は35,000円前後を見込む。庫内容量は20L。カラーはブラック。

  • SX-20G151/ブラック

「SX-20G151」は、レンジ調理から本格的なオーブン調理まで可能なシロカ初となるオーブンレンジ。耐熱ボウルを使ってレンジで麺をゆでられる「かんたんパスタ」など33種類の自動メニューを搭載する。

一般的なオーブンレンジは本体周りに放熱用のスペースが必要だが、「SX-20G151」は左右背面にすき間が無くても設置できる(上面のみ10cmの空間が必要)。壁にぴったりつけて設置可能なため、省スペースなキッチンにも置きやすい。

  • 放熱用の空間が必要なモデルとの比較

  • 壁にぴったりつけて設置できる

シロカ独自の解凍プログラム「やさしさ解凍」は、これまでの電子レンジに引き続き搭載する。200W相当と100W相当の低出力を継続的にかけて、食材に熱を通しすぎずにムラなく上手に解凍するという。庫内には、汚れがつきにくくふき取りやすい加工「さっピカコート」を施した(庫内底面・扉面を除く)。

  • 冷凍保存したひき肉など、熱の通し具合が難しい食材も上手に解凍できる

本体サイズはW440×D379×H327mm、加熱室の有効サイズはW352×D310×H176mm。重さは約14.6kg。電源コード長は1.5m。消費電力はレンジが1,380W、グリルが1,370W、オーブンが1,370W。レンジ出力は900W(最大約3分間)、600W、500W、200W相当、100W相当。

  • 一般的なコーティングに比べ、付着する液体の接触角を大きく保てるため、時間が経っても拭き取りやすいという「さっピカコート」