iPhoneで音楽を聴いているとき、無操作時間がしばらく続けば画面がロックされるのはごく普通のこと。iPhoneを手にしたとき、再生中の楽曲があればロック画面に再生コントロール(一時停止/曲戻しなどのボタンが配置された領域)が表示されているのも、ごく当たり前の風景です。
iOS 16では、その再生中の楽曲があるときのロック画面が刷新されました。画面中央にアルバムジャケットの画像が大きく表示され、その下に再生コントロールが配置されます。どの曲を再生しているか一目瞭然ですし、アルバムジャケットのデザインが気に入っていれば気分もあがろうというものです。標準装備のミュージックアプリはもちろん、Amazon Musicなどサードパーティ製アプリにも新デザインが適用されます。
しかし、アルバムジャケットが大きすぎるという意見も。確かに、画面全体の3分の1近くを埋めるサイズ感ですから、なにを聴いているか遠目にもわかるほど、もう少し控えめに...という気がしないでもありません。
デザインが変わったのだから仕方ない、このまま慣れるまでガマンしようという考えもあるでしょうが、そこはさすがにiPhone、しっかり考えています。設定アプリにオプション項目はないものの、かんたんな操作で従来同様の控えめな大きさに戻せます。
手順はかんたん、アルバムジャケットをタップするだけ。これで、再生コントロール内にアルバムジャケットが小さく表示される、iOS 15までのデザインに戻すことができます。設定はそのままキープされるので、以降巨大サイズのアルバムジャケットを気にすることはなくなります。元に戻す場合は小さくなったアルバムジャケットをタップすればOK、巨大サイズに切り替えられますよ。