長時間座った状態を維持していると、死亡リスクが高まるという研究結果をコンセプトにつくられた「ワーキングチェア」が、どう見ても「棺桶」だとネットで話題となっている。うん、これは皮肉の効いたデザインだ。

  • 会社の椅子がどう見ても棺桶、皮肉の効いたワーキングチェアが話題に

    話題のワーキングチェア「THE LAST SHIFT OFFICE CHAIR」。思っていたより棺桶、どう見ても棺桶

このワーキングチェアは、英国のデザイナーであるChairboxがデザインした「THE LAST SHIFT OFFICE CHAIR」という作品だ。棺桶がそのまま椅子になったような、とても斬新なデザインだ。人間は、1日に6~8時間も座り続けていると、死亡するリスクが高まるという最新の研究結果をコンセプトにデザインしたという。死と隣り合わせの椅子なのか、非常に皮肉の効いたデザインだ。人間は9時から17時まで、8時間も椅子に座れるようにデザインされていないともいい、この椅子はむしろ、死への警告をしてくれているのかも知れない。

このほかにもChairboxは、自身のサイトでユニークな作品を数多く紹介している。例えば、「NO PAIN NO GAIN」という作品は、縄跳びなのだが、その紐が有刺鉄線になっている。痛い思いをしたくなければ、上手く飛ばなくてはならないのだ。

ネット上では「非常に皮肉の効いた良い医療デザインですね。」「安らぎとは何かを考えさせてくれる椅子」「安らぎ(永遠の方の)」などの声が寄せられた。